東北本線が遅延 仙台市若林区連坊小路付近の線路に車が転落する事故 3/5

5日午後、JR仙台駅近くで軽自動車が東北本線の線路に転落して横転する事故がありました。 運転していた女性は自力で車から脱出し、命に別状はないということですが、事故の影響でJR東北本線や常磐線は2時間にわたって運転を見合わせました。

5日午後3時15分頃、仙台市若林区連坊小路のJR東北本線の線路ぞいの道路から、軽自動車がおよそ4メートル下の線路に転落して横転しました。 軽自動車を運転していた20代の女性は自力で脱出したあと、救急車で病院に搬送されました。警察によりますと、女性は腕に打撲のけがをしましたが命に別状はないということです。

現場はJR仙台駅の近くで、東北本線のほか常磐線や仙台空港アクセス線など多くの列車が行き来する場所です。 警察によりますと、女性は軽自動車の駐車場所を変えようと移動しようとした際、線路に転落したということです。

この事故の影響でJR東北本線と常磐線、仙山線、それに仙台空港アクセス線は一部の区間で運転を見合わせていましたが、事故からおよそ2時間後の午後5時すぎに、運転を再開しました。

事故当時、車が落ちた音を聞いたという近所の70代の男性は、「ドカーンという音がしたが、まさか車が落ちているとは思わなかった」と話していました。 また、自宅のベランダで車が落ちる瞬間を見たという70代の女性は「宙にういていて『あっ』と思い、早く警察に通報しなきゃと思いました」と話していました。

出典:NHK

運行情報 東北本線と常磐線で遅延

現地の様子

現場付近の地図・場所



救出作業の影響で周辺道路が渋滞

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